直接投票するにせよ郵便投票するにせよ、あなたには利用可能な便宜に対する権利があります。
自分に合った有権者登録の選択肢を選ぶ
オンラインによる有権者登録:殆どの州では有権者登録および有権者登録の更新をオンラインですることができます。自分の州を選んで、あなたの州がオンラインによる有権者登録を提供しているかどうか調べてください。あなたの州の選挙のウェブサイトはあらゆるレベルの人にとって使いやすいもになっていなければなりません。
郵送による有権者登録:New Hampshire、North Dakota、Wisconsin、およびWyoming州を除くすべての州において、全国郵便投票者登録用紙(英語)をダウンロードし、印刷し、提出することができます。この用紙は多くの言語で入手可能です。必要であれば、友人または家族に頼んで用紙に記入するのを手伝ってもらってください。
本人直接による有権者登録:以下の場所を含むいくつかの種類の公的機関事務所で有権者登録をすることができます:
- 州および地方自治体の選挙管理事務所
- 州車両管理局
- 公的支援および公的身体障害者支援事務所
- 一部の図書館
- 一部の大学キャンパス内
必要であれば、有権者登録の手助けをしてくれる誰かを連れて行くことができます。
直接投票する際に利用できる便宜
直接投票する時は、投票をしやすくするような利用可能な便宜を要望する権利があなたにはあります。投票所での身障者・高齢者による利用が可能なことに関する米国人障害者法(ADA)チェックリスト(英語)には何を要請できるかについての情報が載っています。
法律により保護されている利用できる便宜の例:
- 身障者を支援する介助動物に対する支援
- 投票の手助けをしてくれる人(あなたの雇用主または労組代表者でない人)
- 投票所のすべての階段の手すり
- 身障者が利用できる駐車場
- 大きな文字で書かれた投票資料および選挙資料
- 幅が32インチ以上の投票所の入口と戸口
- 車いすでアクセスが可能な投票所内部および外部
- 各投票所における少なくとも1台の身障者・高齢者が利用できる投票装備。これらの装備とは視覚障害、視力障害、または他の利用可能な必要性を持っている投票者の手助けとなるものです。
- 利用可能な投票装備の使用を手助けしてくれる投票係員
あなたはまた、選挙日前に州または地方自治体の選挙管理事務所(英語)に連絡しあなたの投票所(英語)はあなたが必要とする利用可能な便宜を提供しているかどうかを確認することができます。事務所と話をする際は、あなたにとって投票をしやすくするためには何を必要としているのかをはっきりと伝えてください。またあなたの言語で書かれた投票用紙、またはそれに替わる用紙(大きな字体または音声など)を要求することもできます。
あなたの投票所はあなたにとっては利用できない場所であることが分かったら、選挙管理事務所に他の利用可能な選択肢について問い合わせてください。あなたは以下のことができるかも知れません:
- 投票係員があなたが投票に必要なものを全てあなたの車まで持ってきてくれる街頭投票を通して投票する(英語)
- 利用できる他の投票所で投票する
郵便投票または不在者投票のための便宜
多くの州では、あなたの投票所が利用できない場所であったり、選挙日に旅行中であったり、自宅から投票する方がもっと道理にかなっている場合は、不在者投票を選ぶことができます。あなたの州での不在者投票を要求してください(英語)。 一部の州では選挙を全面的に郵便で実施しています。
あなたの州で郵送による投票の際に利用できる便宜のいくつかの例は次の通りです:
- 大きな字体、または音声などの代替形式の投票資料
- 署名をタイプするなどの代替署名要件
- 利用できる遠隔投票印付けシステム。この選択肢では、投票印付けを電子的に行い、それを印刷して選挙管理事務所に郵送または持参することができます。
投票用紙を返信する計画を必ず立ててください。州法にもよりますが、投票用紙を郵送するか、不在者投票を投票ボックスに入れるか、または誰かに頼んで投票用紙を届けることができます。電子投票用紙の返信(英語)はあなたの州で利用できるかも知れないもう1つの選択肢です。この選択肢では、あなたの投票用紙を電子メール、ファックス、またはオンライン・ポータルを通して返信することができます。
身体障害がある投票者のための追加のヒントおよび情報源
- 州の選挙ウェブサイトを利用するうえで問題があるか、または投票所が利用できるように設定されていない場合は、地方自治体の選挙管理事務所(英語)に連絡を取ってください。
- National Disability Rights Network (全国身体障害者権利ネットワーク)(英語)を通してあなたの州にある保護機関や擁護機関を見つけてください。
- これは身体障害を持つ投票者のための追加資料の一覧表(英語)です。
あなたが投票時に身体障害のゆえに差別されたと思う場合は、Department of Justiceに自分の経験を報告してください(英語)。
連邦法はあなたの投票権を守る
いくつかの連邦法は、身体障害を持つアメリカ国民の有権者登録および投票の権利を守っています。
Department of Justiceから出されているあなたの投票権を知るガイド (PDF)(英語)であなたが投票できることを保護する連邦法について詳しく知る。
投票の準備はできていますか?
有権者登録の締め切り日を知る
全国的な有権者登録の締切日は存在しません。一部の州では、登録の最後の日は選挙日の30日前になっています。他の州では選挙日に登録することができます。選挙日というのはあらゆる選挙(地方自治体、州、または全国選挙)を指しています。 あなたの州の有権者登録の締切日を調べてください(英語)。
有権者証明書要件
州および準州の各々は独自の有権者証明書に関する規則を設定しています。殆どの州では、直接投票をする際にはあなたの身分証明証を持参しなければなりませんが、郵送による投票をする際には身分証明の情報を提供しなければなりません。あなたの州の有権者証明書要件を確認してください(英語)。
あなたは運転をしない場合でも、あなたの州の車両管理局で身分証明カードを入手することができます。身分証明カードを入手するためには支払いが必要となりますが、身分証明書関連の手数料支払いを手助けしてくれる団体がいくつかあります。
投票するには有権者登録カードは必要ありません。
言語支援
英語があなたの第一言語ではなく、異なる言語で投票したい場合は、手助けを求めることができます。地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせをして、以下のようなあなたの言語で利用可能な支援を調べてください:
- あなたの言語での投票に関する情報や資料(投票用紙など)
- あなたの言語(アメリカ式手話言語を含む)で意思疎通できる投票係員
- 投票所であなたのために通訳をしてくれることができる家族または友人
投票係員に応募する
有給の投票係員になってあなたの地域社会を支援してください。投票係員の責務はあなたがどこに住んでいるかにより異なります。多くの地方自治体選挙管理事務所は投票係員に以下のような仕事を任せています:
- 投票所の設置
- 投票者に対する歓迎
- 有権者登録の確認
- 投票用紙の手渡し
- 投票者が投票装置を使用するのを手助けする
- 投票手続きの説明
投票係員としてあなたには時間給が支払われます。支給額は場所によって異なります。
どのようにして投票係員になるかについて詳しく知る(英語)。