新しい米国市民として、あなたは米国の選挙に参加する機会を得ることができます。投票はあなたの権利です-そしてあなたの地域社会に変化をもたらす素晴らしい方法でもあります。
投票のための登録が第一歩
投票する前にあなたは有権者登録をする必要があります。一度登録すれば、州、地方自治体、および連邦選挙で投票できます。
あなたは帰化式ですでに有権者登録をしたかもしれません。定かでない場合は、 オンラインで自分の登録状況を調べる(英語)か、または 地方自治体の選挙管理事務所(英語)を訪問してください。あなたはまた、郵便で有権者登録カードを受け取ったかも知れません。あなたの名前または住所が変わった場合は、有権者登録を更新する必要があります。
まだ登録をしていない場合は、待たずに行ってください! 帰化式の後はいつでも有権者登録ができます。
登録をする前に正式に市民であることを確認してください。
あなたはまだ米国市民でない場合は、有権者登録はすべきではありません。合法的永住権所持者を含む非市民は、連邦、州、および殆どの地方自治体選挙で投票することができません。市民になる前に有権者登録をすると、あなたの市民権に影響を与える可能性があります。
投票するための登録の方法
あなたには有権者登録のための選択肢がある
各々の州および準州では有権者登録のために独自の規則を設定しています。あなたは以下のことをすることができます:
- オンラインによる登録:殆どの州はオンラインによる登録を提供しています。オンラインで登録ができるか見るためにあなたの州または準州を選んでください。
- 郵送による登録:New Hampshire、 North Dakota、Wisconsin、Wyoming州を除くすべての州では登録に使用するため全国郵便投票者登録用紙をダウンロードして印刷することができます。この用紙は多くの言語で入手できます。
- 本人直接による登録:あなたの州または地方自治体の選挙管理事務所(英語) または州の車両管理局で本人が直接に登録することができます。
有権者登録の締め切り日を知る
全国的な有権者登録の締切日は存在しません。一部の州では、登録の最後の日は選挙日の30日前になっています。他の州では選挙日に登録することができます。選挙日というのはあらゆる選挙(地方自治体、州、または全国選挙)を指しています。 あなたの州の有権者登録の締切日を調べてください(英語)。
米国の選挙について情報を見つける
地方自治体および全国レベルでのあなたの投票を理解する
州および地方自治体選挙は年間を通して実施されます。州レベルでは、知事、判事または州議会議員に投票します。地方自治体では、市長や他の地方自治体行政官に投票します。当選した候補者はあなたの地域社会における公共交通機関や公立学校の予算などの議題に関する決定を下します。これらの決定はあなたの日常生活に影響を与えます。
4年ごとに大統領選挙で米国の指導者が誰になるかを決定します。大統領指名候補を選ぶために一般選挙の前に行われる州と地方自治体の予備選挙と党員集会(英語)があります。一般選挙(英語)で候補者を決定します。各州ごとに独自の投票のプロセスと規則があります。
連邦議会選挙は連邦議会で誰が代表になるかを決定します。連邦議会は2つの部分があり、米国下院と米国上院です。米国下院議員は州内の選挙区を代表します。下院議員は2年ごとに選挙で選ばれます。米国上院議員は州全体を代表します。上院議員の任期は6年ですが、全員が同時に選挙で選らばれるのではありません。一部の上院議員および米国下院議員全員は中間選挙で選挙で選ばれる(あるいは再選)のために出馬します。中間選挙は大統領の4年任期毎の中間に実施されます。
あなたの投票について学ぶ
情報に基づく意思決定ができるように、あなたの投票が地域社会にどのように影響を与えるかを知る。
多くの選挙管理事務所ではオンラインで投票用紙の見本を掲載しています。また一部では候補者や投票法案についての情報をオンラインまたは郵送で提供しています。あなたの州や地方自治体の選挙ウェブサイトを調べて詳しい情報を得てください。
投票係員に応募する
有給の投票係員になってあなたの地域社会を支援してください。投票係員の責務はあなたがどこに住んでいるかにより異なります。多くの地方自治体選挙管理事務所は投票係員に以下のような仕事を任せています:
- 投票所の設置
- 投票者に対する歓迎
- 有権者登録の確認
- 投票用紙の手渡し
- 投票者が投票装置を使用するのを手助けする
- 投票手続きの説明
投票係員としてあなたには時間給が支払われます。支給額は場所によって異なります。
どのようにして投票係員になるかについて詳しく知る(英語)。
新しい市民のための支援
新しく市民になった人を、投票を含むアメリカでの生活の様々な側面で手助けをしてくれる数々の団体があります。あなたにできることは次のようなことがあります:
- あなたの州または地方にあるOffice of New Americansに問い合わせをする。
- 地元のリテラシーセンター(識字能力向上センター)を見つける。
- 米国の選挙の経験を持つ他の新市民の団体を見つける。
言語支援
英語があなたの第一言語ではなく、異なる言語で投票したい場合は、手助けを求めることができます。地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせをして、以下のようなあなたの言語で利用可能な支援を調べてください:
- あなたの言語での投票に関する情報や資料(投票用紙など)
- あなたの言語(アメリカ式手話言語を含む)で意思疎通できる投票係員
- 投票所であなたのために通訳をしてくれることができる家族または友人
連邦法はあなたの投票権を保護している
Department of Justiceから出されている Know your Rights Voting Guide(自分の権利を知る投票ガイド)(英語)であなたは投票することができることを保護している連邦法について学んでください。このガイドは日本語版でも入手できます。
あなたが投票権を行使している際に以下のどれかを経験した場合は、 Department of Justiceに苦情を報告する(英語) ことができます:
- 誰かがあなたの投票権に疑問を唱える
- あなたは特定言語で書かれた投票資料を提供することを義務付けられている地域に住んでいるが、そのような資料を受け取っていない
- 妥当な利用可能な便宜を受けていない