住居がない状況での投票

投票するのに住居は必要ありません。

Voter sign in at polling place

このページの情報は本籍地住所がない人のためのものです。これには頻繁に移転する人、または住居を持たない人が含まれます。インターネットへのアクセスが制限されている場合は、地方自治体の選挙管理事務所に直接出かけて行くか、電話をして投票に関する質問の回答を得ることができます。オンラインであなたの州または地方自治体の選挙管理事務所(英語)の住所と電話番号を見つけるか、地元の図書館でより詳しい情報を得てください。

あなたはホームレスサービスの提供者である場合は、United States Interagency Council on Homelessnessが人々が投票するのを手助けるための詳しい情報(英語)を持っています。

登録のため何が必要か

一定の身分証明書が必要となる

各州および準州にはそれぞれ独自の有権者証明書の規則があります。有権者登録をするには身分証明書は必要ないかも知れませんが、殆どの州では直接投票する際には身分証明書を持参しなければなりません。オンラインで自分の州の具体的な身分証明要件を確認(英語)できます。また、地元の選挙管理事務所に、登録するためには、また投票するためにはどういう種類の身分証明書が必要かを問い合わせることもできます。

身分証明書を持っていない場合はどうすればよいか?

運転しない場合でも、自分の州の車両管理局事務所で身分証明書を取得することができます。身分証明書を入手するには支払いが必要になるかも知れませんが、身分証明書の料金支払いを手助けしてくれるいくつかの団体があります。また、一部の州では住居のない人々のために無料または割引料金で身分証明書を発行しています。

郵送先住所が必要となる

州が重要な投票に関する情報をあなたに郵送できるように、郵送先住所を提供する必要があります。郵送先住所は固定自宅住所である必要はありません。郵便物を受け取る固定自宅住所がない場合は、違う住所を郵送先住所として使用することができます。

使える郵送先住所の例:

  • たとえ現在そこに住んでいなくても、近くの収容施設
  • 近くの宗教施設
  • 地元の郵便局が提供している場合の局留め(英語)
  • 住んでいる場所の近くの郵便局の私書箱
  • 近くに住んでいる友人または家族の自宅住所

公園とか街角の交差点などを自宅住所として自分が住んでいる、または寝泊りしている場所の説明に使うことができます。この説明には郵送先住所としては使用することはできません。

以下の場所に住んでいる場合は、自宅住所および郵送先住所としてその現住所を使用してください:

  • 収容施設(シェルター)
  • 宗教施設
  • その他の共同体施設

どの住所を使ったらよいのか分からない場合は、あなたの州または地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせてください。

有権者登録をした後に移転した場合

自宅住所と郵送先住所の両方を更新(英語)するために地元の選挙管理事務所に電話するか訪問するのを忘れないでください。多くの州では、住所の更新を州の選挙ウェブサイトで行うことができます。また、地元の選挙管理事務所に電話または訪問して住所の更新をすることもできます。住所の更新をした後で新しい場所での選挙に投票できます。

一部の州では、有権者登録できるようになる前に一定の日数間自宅住所に住まなければなりません。あなたの州の居住規則について地方自治体の選挙管理事務所に問い合わせてください。

有権者登録および投票についてさらに支援が必要な場合

有権者登録または郵便投票の記入について手助けを得る

あなたの州または地方自治体の選挙管理事務所は、有権者登録を記入したり、郵便投票を要請することを手助けることができます。住居のない人々のための地元の収容施設または地方自治体施設もあなたの手助けになることができるかも知れません。

投票所までの交通手段を見つける

地域団体や相乗りサービスを通して無料で投票所まで行くことができるかも知れません。利用できる選択肢については地方自治体の選挙管理事務所または地方自治体の収容施設に問い合わせてください。

有権者登録の基本

有権者登録について他にあなたが知る必要があることはここに記載されています。

有権者登録の締め切り日を知る

全国的な有権者登録の締切日は存在しません。一部の州では、登録の最後の日は選挙日の30日前になっています。他の州では選挙日に登録することができます。選挙日というのはあらゆる選挙(地方自治体、州、または全国選挙)を指しています。 あなたの州の有権者登録の締切日を調べてください(英語)。

あなたの有権者登録カード

あなたが選挙登録または選挙登録変更をすると、有権者登録カードが送られて来るかも知れません。このカードはあなたは選挙登録を済ませ、投票の用意ができていることを確認するものです。投票するのに有権者登録カードを携帯する必要はありませんが、一様式の身分証明書を提示する必要があるかも知れません。あなたの州または地方自治体の選挙ウェブサイト(英語)でどのようにして有権者登録カードを入手するかを確認するようにしてください。

あなたの有権者登録は最新の内容になっていることを確認する

あなたの州のウェブサイトで正しい氏名と住所で有権者登録がされていることを確認してください。多くの州でははまた、予備選挙で投票するためにあなたの政党名を登録することも要求されます。あなたの州の選挙ウェブサイトで自分の有権者登録状態を確認するためにあなたの州または準州を選んでください

あなたは少なくとも2回の連邦選挙で投票しておらず、かつ選挙管理人があなたに連絡を取ろうとしても応答しなかった場合は、あなたの有権者登録は“無効”の印を付けられている可能性があります。あなたの州の選挙管理事務所または地方自治体の選挙管理事務所(英語)はあなたの有権者登録の状態を有効に戻すように手助けをするか、あなたの質問に答えることができます。

投票する準備はできていますか?

投票手段は州と準州によって異なります。投票の準備ができるよう計画を立ててください。

本人直接の投票

選挙日に投票する殆どの人は投票所で本人が直接投票しなければなりません。投票所に到着すると、選挙係員があなたを手助けする準備をして待っています。あなたは紙の投票用紙上の選択肢を選んで投票するか、電子装置を使って投票することになります。

あなたの投票所を見つけてください(英語)。投票所の開始時間と終了時間は管轄区域によって異なります。あなたの投票場所について何か質問があれば、州または地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせてください。

郵便投票と不在者投票

一部の州では選挙を全面的に郵送により実施しています。他の州では、あなたが直接投票できない場合、または単に郵送による投票の方を好む場合は、不在者投票を要求することができます。各州には独自のガイドラインがありますので、あなたの州で郵送による投票の資格があるかどうかを確認してください(英語)

郵送投票をどのように返信するか:

  • 郵送:一部の州と準州では、投票用紙は郵便料金前払いの返信用封筒が同封されて送られてきます。その他の州では、郵送する前にあなたの封筒に郵便切手を貼る必要があります。郵送前に、返信用封筒を完全に記入したことを確認するようにしてください。
  • 投票ボックスまたは本人直接:投票用紙を地方自治体の選挙管理事務所または正式な投票ボックスに返す場合は、郵便切手は必要ありません。多くの人は投票ボックスを使いますが、その所在場所と利用可能性は場所によって異なります。地方自治体の選挙管理事務所(英語)に問い合わせて一番近くにある投票ボックスを調べてください。